万事休すから“鼻に1発”! ツキノワグマからの生還劇
振り払った手先がほんの数センチずれていれば、命を失っていてもおかしくはなかった。まさに絶体絶命からの生還劇である。
コトが起こったのは今月11日の夕暮れ時。青森県弘前市相馬地区のリンゴ畑で枝切りをしていた40代男性の目の前を、子連れのツキノワグマが横切ったのだ。
後に男性から通報を受けた弘前市役所相馬庁舎の職員によれば、
「現れたのは2頭の子グマとその親グマ1頭。親グマの体長はゆうに1メートルはあったそうです」
のっそのっそと我が物顔でリンゴ畑を横切る3頭のクマ。...