「海外留学」は口実? Hey! Say! JUMP「岡本圭人」を待ち受ける厳しい現実

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「親の七光り」で生きていく未来

 留学を終えると、岡本は帰国する。これまでに見てもらった通り、ジャニーズは実質的にクビにしている。事務所は何の後押しもしない。もちろん「ぜひ岡本くんと仕事をしたい」という関係者もいない。となると、待っているのは「親父の七光りで舞台の仕事をもらう」未来だという。

「演劇ファンならよくご存知でしょうが、岡本健一さんは“元アイドル”ではありません。今や立派な“舞台俳優”です。何しろ2004年にはシェークスピアの『タイタス・アンドロニカス』に蜷川幸雄(1935〜2016)演出で出演し、読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞しているほどです。松尾スズキさん(55)の作品も、ミュージカルも、石川さゆりさん(60)の公演もこなしてしまいます。新国立劇場から世田谷パブリックシアターまで、幅広い活躍は特筆すべきものがあります」(同・関係者)

 思いあがったような態度を見せるどころか、スタッフには常に謙虚な姿勢で対応するという。

「声がいい。華がある。おまけに舞台を降りても非常に好印象を与える人なんです。女性プロデューサーなんて悩殺されてますよ(笑)。そんな岡本健一さんが『息子を頼みます』と頭を下げれば、誰でも起用はすると思います。父親のスネをかじりながら舞台に立ち続けるわけですが、そんな日が長く続くとも思えません。遅かれ早かれ、結論は出るのではないでしょうか。元KAT-TUNの赤西仁さん(34)はジャニーズを脱退しても、しぶとく生き残っていて注目を集めています。岡本圭人さんに、そこまでの才能や根性があるとは、今のところ、とても思えませんね」(同・関係者)

 日刊スポーツは2008年12月に「連載 読むTV<週間Hey! Say! JUMP>岡本圭人 夢は海外映画」の記事を掲載、当時15歳だった岡本圭人のインタビューを紹介している。

 ここで岡本は「いつか英語を生かして作詞もしたいし、海外映画に出たい」と夢を語っている。今は“初心”と遠く離れた現状を、どう受け止めているのか。

週刊新潮WEB取材班

2018年7月27日掲載

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