西日本豪雨、避難所で警告される「性被害」
西日本豪雨の被災地で設けられた避難所では、場所によっては白い布の簡易間仕切りや段ボールでプライバシーが確保できるようになった。しかし女性たちは、「とてもではないが、ここでは着替えられない」と口を揃えるのだ。
ならば更衣室で着替えては、と更衣室に目をやれば、扉に、〈性犯罪の防止!〉との赤字。薄着で歩き回ることを避け、複数で行動せよ、と添えられている。
ここは岡山県倉敷市立薗(その)小学校。甚大な被害が出た真備(まび)町にあり、いまなお、300名近くが身を寄せる避難所だ。...