福士蒼汰「イケメン俳優レース」で崖っぷち――菅田将暉、松坂桃李との“格差”
深夜ドラマに“降格”という厳しい声も
事務所が強大な影響力を行使しても、当の役者に魅力がなければ「ゴリ押し」状態となってしまうのはご存知の通りだ。
「杉咲花さんの悪評で助けられていますが、本当は福士さんだってミスキャストです。何しろ原作の主人公は15歳の高校1年生。25歳の福士さんが演じるのは無理があります。観客を納得させられるだけの魅力や演技力があれば話は別ですが、はっきり言って、どちらもありません。同世代のライバルと比べてみれば明らかでしょう」(同・関係者)
福士蒼汰は11年に「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)で注目される。その先輩格である菅田将暉(25)は09年に「仮面ライダーW」(同)の主演を務めるが、昨年に映画「あゝ、荒野」(岸善幸監督[54]/スターサンズ)で日本アカデミー賞の主演男優賞に輝いた。
09年は戦隊シリーズでも「侍戦隊シンケンジャー」(テレビ朝日系)が松坂桃李(29)を輩出。こちらは女性ファンの圧倒的な支持が続き、17年に助演作の「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督[43]/クロックワークス)、今年は主演作の「娼年」(三浦大輔監督[42]/ファントム・フィルム)が共に話題を呼んだ。
「菅田さん、松坂さんの成長に比べると、福士さんの出遅れは明らかです。結局、芸能関係者の間では、『ストロボ・エッジ』(廣木隆一監督[64]/東宝/15年)なら有村架純(25)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(三木孝浩監督[43]/同/16年)は小松菜奈(22)が、ヒットの要因だったとの見方が急速に広まっています。合わせて福士さんにも『芝居は下手』という評価も定着しつつありますから、今後はテレビドラマもゴールデンの主役は無理かもしれません。ヒロインの相手役として抜擢される可能性は否定しませんが、深夜ドラマや舞台が主戦場になってしまっても不思議はないでしょう」(同・関係者)
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