国会終盤の「突撃」「強奪」「居座り」……野党はなぜ建設的な議論ができないのか
突撃、強奪、何でもありの国会
20日に事実上の閉幕をした通常国会では、終盤にまたしてもいつものような茶番が繰り広げられた。
採決時に委員長に突撃して、資料を強奪する山本太郎参議院議員。
「カジノより被災者を助けて」という垂れ幕を本会議場で掲げる山本議員、森裕子参議院議員、糸数慶子参議院議員。
最終日にアメリカのフィリバスターまがいの長時間演説を展開し、国会新記録を達成した枝野幸男・立憲民主党代表。
こうした抗議を受け流して淡々と事を進めていく与党。
それぞれの法案、政策の是非はさておいて、これらのやり取りに生産性が無いという点だけは、多くの国民が賛同するところである。...