死刑執行の法相は「悪魔」なのか
麻原彰晃こと松本智津夫の死刑執行は賛否両論、さまざまな反応を呼んだ。安倍政権に批判的な向きは、これもまたこの政権の抱える問題点の表れである、という捉え方をしているようだ。
作家の室井佑月氏は、「週刊朝日」の連載コラム(「しがみつく女」)の中で、死刑執行前日に開かれた懇親会に出た上川法務大臣と安倍総理の写真を見たうえで、
「悪魔ってこういう顔か」
と評している(2018年7月27日号)。
日頃から厳しい政権批判を展開している室井氏らしい強烈さだが、これに既視感を覚えた人もいるのではないか。...