結婚報告の誤配送に「玉木宏」が怒髪天 「日本郵便」は謝罪ナシ

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謝罪もないまま

 では、残りの手紙はどうなったのか。

「どのくらいを早期に配達してしまったのかもわかりません。所在不明というのだから、早く配達した手紙が結構あるのでは、と疑っています」

 しかも、渋谷のみならず各地の郵便局が誤配しているわけなので、

「本社の日本郵便に、今後こういうことがないように謝ってほしいと求めましたが回答なし。ファンに謝罪してくれないかと頼んでも“それはできません”」

 それにしても、明らかなミスに対して謝りもしないとは、どういう姿勢か。日本郵便に尋ねると、経営管理部の広報担当は、

「個別のお客様、郵便物については、郵便法第8条(秘密の確保)に基づき、弊社からお答えすることはできません」

 と、木で鼻をくくったような回答を寄こした。なぜミスに対して謝罪すらしないのか、という問いに、郵便法は関係ないはずだが。

「宅急便が値上げされてから、日本郵便に持ち込まれる集配物が増え、てんてこ舞いの状態なんです」

 経済アナリストの森永卓郎氏はそう事情を察しつつ、こう苦言を呈す。

「配達日指定の郵便は、通常のものよりも高い料金をとっている。それなのにお客さんとの約束を守れなかったら、当然謝るべきです。しかも、指定日以外に大量に配達されていたらビジネスとして大問題。ミスを認めないのは、裁判になったときに不利になるのを恐れているのでしょう。日本郵便も、金の亡者になったということですかね」

週刊新潮 2018年7月19日号掲載

ワイド特集「おしゃべり金魚 浮き沈み」より

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