「災害に対する知見を一元化しスキルアップすべき」石破茂氏が「防災省」構想を掲げるワケ

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防災省の必要性は

「ポスト安倍」として常に名が挙がる石破茂衆議院議員が、8日、自身の国政報告会で災害対策を扱う「防災省」の設立の必要性を説き、これを9月の総裁選の政策としても掲げる考えを示したという。

 前日までの豪雨による被害を念頭にあったのは間違いないが、実はこの「防災省」構想は、石破氏が以前から唱えていたものでもある。新著『政策至上主義』には、専門とする安全保障問題と関連させながら、防災省の必要性を解説した部分があるので、以下、同書から引用してみよう。

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