株主総会の新主役「オアシス」 アドバイザーに「元金融庁長官」

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 最近の株主総会の主役は、投資ファンドになりつつある。今年は村上ファンドの“残党”たちが鳴りを潜める一方、企業と対峙して存在感を示したのは外資系ファンドのオアシス・マネジメント・カンパニー(以下オアシス)だ。

 オアシスが香港で設立されたのは2002年。創設者で、最高投資責任者のセス・フィッシャー氏(46)はイスラエル国防軍に所属後、ヘッジファンドで7年間アジア企業を担当した経歴を持つ。あるファンドマネージャーによれば、

「オアシスが日本の株式市場で注目を集めたのは、パナソニックによるパナホームの買収。...

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