日本最速でも日本一になれない… 「桐生祥秀」のチキンハート
日本最速の男といえば、誰しも日本人唯一100メートル9秒台を記録した桐生祥秀(22)を思い浮かべるだろう。
だが、この男、“よーいドン”では“一等賞”を獲れないのである。
アジア大会代表選考を兼ねた日本選手権が開催され、100メートルは山縣亮太(26)が10秒05で優勝した。2位は10秒14のケンブリッジ飛鳥(25)。桐生は10秒16で3位。代表枠は2枠なので、桐生は落選である。
日本選手権といえば文字通り日本一を決める大一番だが、桐生はここのところさっぱり勝てていない。...