石橋貴明「たいむとんねる」低予算で視聴率を上げるのは至難の業?

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フジにはもっと酷い番組が

 だが、むしろ先に手をつけるべき番組があるという。

「『たいむとんねる』(月曜夜11時)の前枠で放送されている『世界の村のどエライさん』(月曜夜10時)という関テレ制作の1時間のバラエティですが、2月には2.1%という目も当てられない記録を出しています。この番組は昨年放送された『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』というバラエティがあまりにも低視聴率だったために、今年1月にスタートしたのですが、前番組より低調という問題を抱えています」(同)

 覚えているだろうか、月曜夜10時といえば、一昨年(16年)まで放送されていたのは「SMAP×SMAP」だったのである。

 フジテレビのゴールデン・プライム帯のバラエティ番組では、長寿番組の1位が約30年続いた「みなさんのおかげでした」であり、2位が22年の「めちゃ2イケてるッ!」、そして3位が20年の「SMAP×SMAP」である。これらが一斉になくなったわけである。

「先のインタビューで、石橋はフジテレビの現状についても語っています。〈若い制作者には最大のチャンスですよ。いい時は枠が空かないけど、今はいろんな企画出してチャレンジできる状況。企画につながる不良に出てきてほしいですよね。でも、潮目が変わればまた。いつの時代も、ずっとトップで調子がいい局なんてないんだから〉と。確かにそうですけど、潮目が変わった時に石橋が残っているかは分かりませんが」(同)

「みなさん」の後番組である「直撃!シンソウ坂上」も1ケタが続いている。枠が空きすぎでチャレンジし放題というのも大変だ。

週刊新潮WEB取材班

2018年7月8日掲載

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