佐野勇斗、清水尋也…実力派の若手俳優が台頭で「ジャニーズ」は出番なし!?
ジャニーズのスター候補は平野紫耀だけ!?
大変に興味深いのは、やはり映画の「ちはやふる―上の句―」、「ちはやふる―下の句―」(16年/小泉徳宏監督/東宝)に清水尋也が、「ちはやふる―結び―」(18年/同/東宝)に佐野勇斗が出演していることだろう。こういう“偶然”のある俳優は化けることがある。
そして佐野勇斗はスターダストプロモーション、清水尋也はオフィス作に所属しているということも、業界で密かに注目を集めているようだ。
「つまり、最近はジャニーズの存在感が、ほとんど感じられません。若手俳優が不足したなら、どこよりも出番のはずです。もちろん有望な新人が、いないことはないんです。平野紫耀さん(21)は、アイドルグループKing & Princeに所属していますが、俳優として頭角を現しています。特にTBSの『花より男子』シリーズのスピンオフとして、今年4月に放映された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』に出演し、女性ファンを熱狂させました。ところが、後が続きません。Sexy Zoneのマリウス葉(18)を俳優として売りだそうとした節があるのですが、少なくとも今のところは話題作に恵まれていないですね。同じように関西ジャニーズJr.の道枝駿佑くん(15)も苦戦中です。結果、ドラマや映画の高校生・大学生役に、ジャニーズが食い込む余地がなくなってきているんです」(同・芸能記者)
この芸能記者は「昔なら、こんなことはあり得ません」と嘆く。その一例として挙げるのが、日テレ系列で放送されたテレビドラマ「ごくせん」だ。
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