「堺・父弟殺人」で無期懲役判決 被告が逮捕前につづった「日記」の中身【後編】
おぞましい事件に、ひとまず一つのピリオドが打たれた。2018年に大阪府堺市で、父親と弟を殺害したとして、殺人罪などの罪に問われていた無職、足立朱美被告(48)の裁判員裁判が11月29日、大阪地裁で開かれたのだ。朱美被告に言い渡された判決は、無期懲役――。一応の決着を見たとはいえ、今なお多くの謎が残るこの事件、果たしてどんなものだったのか。「デイリー新潮」に2018年当時掲載された記事を、前後編で再掲載。後編では、編集部が独自に入手した朱美被告の日記から、事件の真相に迫る。...