早大新総長「田中愛治」教授の父親は大物右翼 昭和史に残る“フィクサー”

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フィクサーの子供が大学トップ!?

 諺では「鳶が鷹を生む」とするが、「蛙の子は蛙」とも言う。ならばこの親子は、どっちなのだろうか――? 新聞各紙は6月28日の電子版などで、早稲田大学の新総長決定を報じた。例えば読売新聞なら「早大の新総長に田中愛治・政治経済学術院教授」という具合だ。

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 早大関係者が、経緯を振り返る。

「夕刊フジが『大混戦』と報じ、その通りの展開になりました。近年の早稲田は『学部』ではなく『学術院』の名称を使いますが、立候補者は法学学術院の島田陽一教授(65)、教育・総合科学学術院の藁谷(わらがい)友紀教授(63)、政治経済学術院の田中愛治教授(66)の3人。...

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