「ヘキサゴン」から7年 つるの剛士は“愛国タレント”のポジション確立
「僕、ウルトラマンなので」
《9条は日本の憲法が「平和憲法」と評価される「戦争放棄」について明示されている条文ですから、変えなくていい状況であれば変えない方がいい。僕も確かにそう思います。
ただ最近の世界情勢を考えると、今の日本を取り巻く状況は厳しいものがあります。特に隣国の中国、北朝鮮の動向を見ていると、「日本は戦争放棄を唱えているから戦争には巻き込まれることはない」という考え方で本当に大丈夫なのかと心配になってしまいます。そもそも、自国の国防や自衛権という一番大切なことが一切明記されていない現憲法はおかしいと個人的には思っています。一応、僕、ウルトラマンなので(笑)》(第2章 日本の平和について)
《僕は最近の報道を見ていると、これから先、たとえ政権が変わったとしても、報道の姿勢が変わらない限り、同じことの繰り返しになるんじゃないかと思います。報道は公平にニュースを伝えないといけないのに、やっていることはただ現政権を批判するだけ。「現政権のすることはすべて間違っている」というスタンスになっている印象を受けます。
今の報道の在り方だと、もし政府が何か有意義な政策を実施しようとしていても、国民の多くはそれに批判的な考えを持つようになる可能性があります。最悪の場合、その有意義な政策が実施されなくなってしまうかもしれません》(第7章 メディアとネットと日本のこれから)
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