「COWCOWの善し」が再婚&男児誕生の裏で、元妻には養育費7割カットの通告

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我慢の限界

 さすがに、善しの元妻もご立腹だったと語るのは、2人をよく知る人物である。

「東京に暮らしている彼女は関西の放送を見ることはできませんが、やはり芸人の妻でしたから、情報は入るそうなんです。離婚後までネタにされるのは傷つくけど、養育費ももらっているから、と我慢していたそうです。しかし、そろそろ我慢の限界ですね」

 善しの離婚が成立したのは昨年4月。ところが、今年4月、弁護士を通じて、元妻に毎月40万円支払っていた養育費を7割カットしたいと申し入れてきたというのである。いきなりの大幅減額に、2000万円以上あったという年収がそこまで減ったのかと、元妻も驚いたとか。

 善しに取材を申し込むと、

「仕事が極端に減ってお金に困っているわけではありません。今まで通り、劇場の仕事はやっています。養育費は最初、ぼくにそういった知識がなくて決めてしまった金額だったので、弁護士の方を通じて一般的な金額に見直しをしたということです。そんなに極端には減っていません。子供にだけは迷惑をかけたくない。まだ 交渉中の段階ですが……」

 ならば愛する家族のため、7割カットはあまりに唐突ではないだろうか。善しに代わって、所属事務所の担当者が補足説明する。

「弁護士と相談の上、相場に合わせた適正な額に減額していただくよう申し入れたことは事実です。具体的な割合については、回答をさせ控えさせていただきます。ただし、毎月の金額が当初の支払額の3分の1になったという事実はございません」

 だが、よくよく聞いてみると、話はかなり変わってくる。善しの説明では、養育費の毎月の支払額は減るものの、元妻に毎月支払う総額はこれまでの6割以上になるというのだ。

 少々ややこしいが、善しはこれでまで養育費とは別に元妻には、慰謝料500万円を100回分割(!)にして毎月5万円支払っていた。その慰謝料を毎月13万円にアップする一方、養育費は7割カットの12万円 にできないかと提案中だというのだ。つまり、少なくとも毎月25万円を支払う余裕が、善しにはあるということになる。
 
 ただし、それを慰謝料と養育費の合算で支払うとなると話は別だ。月5万円だった慰謝料をわざわざ13万円にアップさせれば、残りは数年で払い終えることになる。その後、善しが支払うのは12万円の養育費のみである。念のため言っておくと、離婚の慰謝料とは、離婚の原因となった善しが支払う損害賠償であって、養育費とはまったくの別物である。これを一緒にしてしまうあたり、常識に欠けるというか、姑息というか……。
 
「どうも、善しはそこらへんのことが分かっていないようなんです。そもそも自分の年収さえ把握できているのかどうか。世間知らずと言われればそれまでですが、あらためて養育費だけで見ると、7割カットになっているそうです」(前出・担当者 )

 2人を良く知る前出の人物は言う。

「確かに、世間の相場からすれば、これまで多めの養育費をもらっていたかもしれません。だからこそ、バラエティ番組で自分がネタにされても我慢していたと。しかし、離婚直後に不倫と報じられた女性と再婚し、今年2月にはその方との間にお子さん も生まれると、すぐに弁護士を通じて減額を申し入れてきたら、いい気はしませんよね。それも、いきなり7割もカットされたら、彼女の生活、子供たちはどうなりますか。しかも、もし意見がある場合は善しさんではなく、弁護士に言ってくれというのも、一方的過ぎます」

 離婚したからといって、もうちょっと話し合ってみるのが当たり前では?

週刊新潮WEB取材班

2018年6月30日掲載

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