日本人を腑抜けバカにする「視聴率民主主義」(中川淳一郎)
「視聴率民主主義」という言葉をふと思いつきました。テレビが扱うものによって、世の中の怒りや称賛の空気は作られる、ということです。テレビは、視聴率が取れると判断できたらその話題を連日のように流し続ける。日テレ、TBS、フジ、テレ朝の朝と午後の情報番組は、同じ話題だらけになります。
人間、テレビで何度も見たものを最重要案件だと思い込んでしまいがちです。最近では「モリカケ問題」「日大悪質タックル」「紀州のドン・ファン」がありました。
「まだやってるのかよ!」なんて口に出しながらも、だらだらと見続け、これらのテーマに妙に詳しくなってしまう。...