朝鮮半島の解説で出演激増「辺真一氏」語る“稼ぎ”と“悩み”

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 今や朝鮮半島の「核問題」に関して、もっとも忙しいコメンテーターといってもいいだろう。コリア・レポート編集長の辺真一氏(71)のことだ。

「韓国・北朝鮮の専門家のなかでも視聴者向けに分かりやすく解説が出来る人となると限られてきます。いきおい、少ないコメンテーターをテレビ局が奪い合っている状態が続いている。他にも、共同通信元平壌支局長の磐村和哉氏、龍谷大学教授の李相哲氏がよく登場しますが、抜きんでて多いのが辺さんです」(テレビ局関係者)

 何しろ、ざっと数えただけで朝8時の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)から始まって、次の「ワイド!スクランブル」(同)。そしてTBSにチャンネルを変えると「ひるおび!」にも登場。午後1時55分からの「ミヤネ屋」(日本テレビ系)にも出ているではないか。

「多い時で1日6本の番組に続けて生出演したことがありますよ」

 とはご本人の弁。それによると、ほかにも朝7時台のラジオ、夜は2本のBS番組にも出ており、加えて週2、3本のペースで原稿も書いているのだから超人的である。それでも移動中に情報源への取材を欠かさない。さぞや稼ぎも凄いはずである。

「いや、友人からも“あれだけテレビに出ているんだから蔵が建っただろう”と言われるんですが、そんなことはない。私の出演料は“文化人枠”と言いまして、同じ番組に出ている芸能人よりゼロが一桁少ないんですよ」(同)

 気になるのは、殺人スケジュールのせいか、最近、頭に白いものが目立って来たことか。が、辺氏によると、

「ある婦人誌で、壇蜜さんが私のことを素敵だと言ってくれたことがありましてね。その理由が白髪だって言うから染めるに染められなくて……」

 あと1、2年したらテレビ出演は控えたいと言うご本人だが、半島情勢がそれを許してくれるかどうか。

週刊新潮 2018年6月28日号掲載

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