「人工透析」「人工補助心臓」が停止危機 「大阪地震」大病院の6時間
地震によってライフラインが麻痺すると、最も危機に晒されるのは、やはり病院である。
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)では、「人工透析」「人工補助心臓」などが使えなくなるかもしれない窮地に陥っていた。
「地震で、西病棟の屋上にある高架水槽とパイプのつなぎ目がはずれました」
とは、病院関係者。
「そのため、最上階の10階と9階が水浸しになり、病院は断水。さらに、大混乱の状態のなか、厚労省が“非常用電源も水没した”と誤った発表をした。...