大阪地震、なぜ火災延焼は起こらなかったか “阪神”の教訓

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 阪神淡路大震災では大規模な延焼も起こったが、この地震での火災はわずかに7件。

 災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏によれば、

「阪神淡路の建物火災の6割は通電火災でした。倒れてきた家具などで電気器具のコードが破断したまま、停電が復旧することで、火災が起きていた。さらに、そこへガス漏れが加わり、延焼が拡大していったのです」

 しかし、現在ではほぼガス漏れは起こらないようになっているという。

 大阪ガスに聞くと、
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