いじめっ子から悪女、肝っ玉母さんまで……「足立梨花」は無駄が嫌いな頭の切れる女

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15歳でグランプリ

 その一方で、6月22日に公開されたばかりの主演映画「キスできる餃子」(秦建日子監督/ブロードメディア・スタジオ)では、バツイチ出戻りで餃子屋の再建に奮闘する元気な母ちゃんを演じるラブコメディ。さらに現在放送中のドラマ「限界団地」(フジテレビ系)では気弱でいじめられる主婦……振り幅が大きいのである。

「長崎生まれの三重育ちという足立がデビューしたのは、07年の第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンで5万2000人の中からグランプリに選ばれたのがきっかけです。まだ中学3年生の15歳でした」(事務所関係者)

 当時の週刊新潮(07年12月6日号)のグラビアにも受賞時の様子が掲載されている。
まだまだあどけない笑顔で、両手でVサインを決めた写真だ。以来10年――。

「脇役や敵役が多かったのですが、主演を務めることも増えてきました。同じスカウトキャラバン出身でも石原さとみ(31:第27回スカウトキャラバン・グランプリ)や綾瀬はるか(33:第25回スカウトキャラバン・審査員特別賞)と比べてしまうとハデさがないので時間はかかりましたが、女優としては小島瑠璃子(24:第34回スカウトキャラバン・グランプリ)よりも上ですね。女優以外の仕事の幅も広がっていますよ」(前出・関係者)

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