オーディション数百回「忽那汐里」海外に活路? 「デッドプール2」に大抜擢

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 人生には関門がつきもの。受験、就職を経て歳を重ねれば、やり直したいと思うことはあっても、再び挑戦しようとする人は稀だろう。今の立場に安穏としていればなおさらだが、彼女の場合は違った。ハリウッド映画に大抜擢されるまで、人知れず関門に挑み、連戦連敗を重ねていたのだ。

 上映中の映画で、7週連続首位をキープしていた「名探偵コナン」を押しのけ、首位に立ったのが、6月初め公開の大人向けスーパーヒーロー超大作「デッドプール2」である。

 公開わずか2日で23万9千人を動員、3億7500万円の興行収入を叩き出したが、すでに全米では5月半ばから公開され、250億円以上を稼ぎ出している。

 世界的大ヒット間違いなしとの呼び声も高いが、メインキャストでただ一人の日本人として出演する女優が忽那汐里(くつなしおり)(25)だ。

「殺し屋のユキオを演じる彼女は、これがハリウッドメジャー作の初出演。3次まであったオーディションを勝ち抜き掴んだ役です」

 と解説するのは、スポーツ紙の芸能デスクだ。

「この2年間、ハリウッドで認められようと、実に300回ものオーディションを受けたと聞いています。女優歴は10年超で、『家政婦のミタ』で長女役を演じてお茶の間にも定着していたのですがね。清純派のイメージから一転、俳優の松田翔太との熱愛写真を撮られて以降、ドラマやCMの露出が減っていました」

 彼女の所属はオスカープロモーション。恋愛に厳しいと評判の事務所だけあって、海外へ活路を見出そうとしたのか。

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