金屏風を背負った15歳 「藤井聡太」のパーティーお出迎え
金屏風を背にした少年。駒にたとえるなら追い詰められた王将、残すは金1枚のみ、といったところか。棋界の“玉”たる藤井聡太七段の、盤上では決して見られない無防備な姿である。
6月10日、名古屋国際ホテルで催された藤井七段の昇段パーティーには、数百人もの人出があった。ご覧の場面、新七段は入口に立って、来客一人一人に挨拶中。すでに場内はほぼ満杯だが、開会直前に駆け込んでくる客らを最後まで律儀に待っているのだ。
祝いの席の主役というよりは、なにやら新入りのボーイさんにも見えてきてしまうが、それも仕方あるまい。...