ネタをくれるので大好き「アサヒシンブン」(KAZUYA)
これが大新聞の現状……いや、惨状。
5月19日、朝日新聞の夕刊のコラム「素粒子」にはたまげました。「アソウタロウザイムダイジン」をお題に「あいうえお作文」を作り、掲載しているのです。
速報「娘はフェイク情報を信じて拒食症で死んだ」「同級生が違法薬物にハマり行方不明に」 豪「SNS禁止法」の深刻過ぎる背景
速報「ウンチでも食ってろ!と写真を添付し…」 兵庫県知事選、斎藤元彦氏の対抗馬らが受けた暴言、いやがらせの数々
要は麻生氏を罵倒する内容なのですが、ネットの反応を見ると賛否の前にただ嘲笑されていた印象です。
流石にこんなくだらないコラムを二度とは書かないだろうと誰もが思うでしょう。だが、ちょっと待ってほしい(朝日語録)。
5月29日に掲載された素粒子では「アベソウリハコタエテイナイ」をテーマにまた「あいうえお作文」を展開しています。安倍政権に対して批判的な論調をとる朝日新聞ですが、もはや事実をもとにした論評などではなく、活動家の機関紙レベルです。
やり口も巧妙そのもの。財務省が公開した森友問題における交渉記録は、安倍昭恵夫人付の政府職員が介護施設に適用される国有地に関する賃料の優遇措置が学校にも拡大される可能性について問い合わせたという内容なのに、介護施設の部分を巧妙に削り、単に「優遇措置」を求めたかのように印象操作しているものもありました。
素粒子にしても印象操作にしても、ネットで散々叩かれているのにやり続けるあたり、「アサヒシンブンハコタエテイナイ」のでしょう。しかしネタを提供してくれるという点で本当に大好きな新聞です。
ネット社会の意義は意見の共有ができるようになったことだと個人的には考えています。
テレビや新聞など、既存マスコミの情報発信は一方的なものになりやすく、同じ媒体を見ていないと話が通じないこともあるので、「この報道おかしいな」と思っても共有できず「おかしいと思う自分がおかしいのか?」となっていたのではないでしょうか。
しかし現代はネットのおかげで、おかしいと思うことがSNSなどで共有できます。すると「あの素粒子がおかしいと思っているのは私だけじゃなかったんだ」と、ある種確信を持つことができるのです。ネットは様々な思考を持った人がいますから、見比べて考えられることも魅力です。
最近は週刊新潮に連載しているこの記事も、遅れてネットで公開されています。誌面掲載だと反応がよくわからないところもありますが、ネットだと新潮のサイトだけでなくYahoo!のニューストピックスに掲載されますから、コメントの数や内容、コメントについた評価、SNSへのシェアの数などが露骨にわかるわけです。
あまりにくだらないことを書いていると僕も朝日のように炎上の恐れが……まぁいいや。くだらないついでに僕も「アサヒシンブン」をテーマに朝日の心情を忖度して作ってみました。
ア 麻生が嫌い
サ さらにもっと安倍が嫌い
ヒ 日々の紙面で叩いて目指せ政権打倒
シ 真実よりも印象操作
ン ん?なんでこんなに部数が落ちているんだ?
ブ 部数は伸びてもいいくらいなのに……
ン ん?そうか!安倍が悪い
「ン」が2回入るのは絶望的に難しい……。強引すぎる気もしますが、仕方ないね。