好きな人と一緒に暮らすことは自分を輝かせること 永田和宏京大名誉教授が語る「結婚の意味」
結婚したからには子供を3人以上つくって育ててほしい――こんな感じの発言をして叱られた政治家もいるが、これは結婚生活をあたかも社会のためのもののように捉えていると受け止められたからだろう(おそらくそれは本意ではないのだろうが)。
しかし、では結婚というものの意味をどのように語ればいいのか。
永田和宏京大名誉教授(細胞生物学)は、新著『知の体力』の中で、自身の経験も踏まえながら、伴侶を得ることの意味を次のように語っている。
永田氏の若い人に向けてのメッセージだが、すでに結婚している人の心にも響く文章だ。...