77歳「山東昭子」も出馬の意向 “70歳定年制”崩壊

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 住友中興の祖・伊庭貞剛(いばさだたけ)は、〈事業の進歩発達に最も害をなすものは、青年の過失ではなくて老人の跋扈(ばっこ)である〉と言って引退した。

 では、永田町の“老人”はどうだろうか――。

 来夏の参院選に向け、候補者調整をする自民党が、比例代表の“70歳定年”規定で揉めている。定年を迎える議員は、77歳となる山東昭子元副議長や、71歳となる衛藤晟一首相補佐官、木村義雄議員ら9人。

「先月末の選対との面談で、9人全員が特例を適用した立候補を希望しました。...

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