「石橋貴明」ドサ回り営業の一方で… 「鈴木保奈美」が出ずっぱり

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 今月24日、とんねるずの石橋貴明(56)が札幌競馬場に登場する。さぞかし大レースが、と思えば、それは遠く阪神競馬場で宝塚記念が開催される日。妻の鈴木保奈美(51)の露出が増える一方で、“ドサ回り”に身をやつしていた。

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 たしかに4月から石橋の生活は激変した。ご存じの通り、「とんねるずのみなさんのおかげでした」が、前身番組「みなさんのおかげです」以来、30年の歴史に終止符を打ち、“日銭”が途絶えたのである。

 もっとも、90年代には平均視聴率が20%を超え、その利益がフジテレビの新社屋建設に化けたとまでいわれた番組だ。それが、昨年は視聴率が5%を切る週も。だからさる民放幹部は、

「とんねるずは、テレビ業界的には、もはやまったく価値がありません」

 と言い切るのだ。

「彼らのギャラは1回の出演でそれぞれに300万~500万円。いったん上がった出演料は、タレントのプライドも手伝ってあまり下がらないうえに、彼らの番組は制作費もかかる。それで視聴率もとれないなら、ギャラが半額以下のバナナマンやおぎやはぎを使ったほうがいいわけです」

 それでも、フジテレビは4月から「石橋貴明のたいむとんねる」という新番組を始めたが、放送が夜11時台なのを考慮しても、5月28日放送の2・8%は、

「あまりに低すぎます」

 と、芸能デスクは呆れる。

「しかも、『みなさんのおかげでした』は、若い視聴者を取り込めなかったから終わったのに、初回放送のゲストが工藤静香。彼女がゲストで喜ぶのは80年代を知っている人で、若い子には“キムタクを縛っているオバサン”というイメージしかない。スタッフも含めて反省を怠っているとしか思えません」

 すでに打ち切りの噂が絶えず、ドサ回りである。札幌競馬場に尋ねると、

「宝塚記念と同日のイベントで、石橋さんに宝塚の予想をしていただいたり、競馬との関わりを語ってもらったりする予定です。知名度のあるゲストを呼んでほしいと代理店に問いかけたら“石橋さんを”という提案があり、それはいいと思いまして」

 ドサ回り営業に食いついた、というわけである。

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