カナダ移住説も流れた「ユンソナ」が日本の通販番組に出演 韓国紙はなぜ記事にした?

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

韓国で大炎上

 12年以降は韓国で女優、タレントとして活動していた。そして昨年(17年)6月に、事件は起こった。ソウル市内の小学校で起きた暴力事件が報じられ、ネットではその加害児童のうちの1人がユンソナの息子だと明かされたのだ。

「当時、彼女は韓国のドラマに出演していましたが、『降板させろ』という声が相次ぎ、釈明の会見をすることになりました。しかし、これが『報道は事実と違う』と息子を擁護する発言となってしまったことから、一般紙までもが取り上げる大炎上になってしまいました。彼女のSNSは閉鎖され、改めてお詫びの声明も出したのですが、もう韓国人の怒りは納まることはありませんでした。彼女の息子が通っていた小学校が富裕層御用達の有名私立小学校だったことも、怒りを大きくした一因と言われています。この年の末に中央日報は『ユンソナ一家がカナダに移住した』と報じています。今度の記事も、大半は息子の暴力事件について振り返っています。あの騒以来、姿を消した彼女が日本の通販番組に登場していたことは、彼らにとってニュースだというわけです」(芸能記者)

 本音を言えば、川に落ちた犬は打て!というのが韓国の恨の思想である。ユンソナのように、事件から1年も経たずに表舞台に立つなどもってのほかというところか。

 ちなみにテレビショッピングのユンソナだが、自分が開発にも関わった自信作というファンデーションだそうで、成分の説明はアシスタント任せだが、30分の生放送中に5回も上塗りさせられるという無茶ぶりにも笑顔で対応。

 番組アシスタントはこうも語っていた。

「ユンソナさんの来日に合わせて、今日はセットに致しました! なので、今度いつ登場するか分からないんですよ!」

 QVCに問い合わせると、確かに「次回登場の予定は未定」という。

 彼女の受難はまだまだ続く……。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月17日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。