カナダ移住説も流れた「ユンソナ」が日本の通販番組に出演 韓国紙はなぜ記事にした?

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韓国で反日発言

 前記のように、ユンソナは、00年に来日し、翌01年1月からのNHK連続ドラマ「もう一度キス」のヒロインに抜擢されて、同年7月からは「Fighting Girl」(フジテレビ)で深田恭子とW主演を果たし、さらに10月にはNHKの文化庁芸術祭参加ドラマ「至上の恋〜愛は海を越えて〜」のヒロインにも起用される。バラエティでは、カタコトの日本語が面白いと引っ張りだこに。そこへ降って沸いたような韓流ブームも重なり、人気者となった。

 しかし、07年に母国・韓国での芸能活動再開の制作発表会見で、日本での評価が一変するのだ。当時の週刊新潮(07年4月5日号)はこう伝えている。

〈記者の一人から「日本での活動はどうだったか」「韓国との違いは」といった質問が出たのだ。これに対し、彼女は淀みなく答えた。

「01年から日本でバラエティ番組の司会をつとめたりしましたが、文化的違いをしばしば感じました。私たちは子供の時、教科書で日帝時代や(慰安婦の)おばさんたちの胸の痛む話をみなが聞いて育ったが、同じ年頃の日本の人たちはよく知らないのです」

 日本の若者は、植民地支配について勉強不足だというのである〉

 こうした報道を受け、ネットでは「ユンソナにはガッカリした」「日本で稼いで、自分の国に帰ると日本の批判をするのか」といった声が相次ぎ、日本での仕事は減っていった。

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