“一人だけ通訳同行”“トランプの陰に隠れてる” G7「安倍首相」写真を巡る海外の反応

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ひとりだけ通訳同行、ナゾの不在

 さる外信部の記者は、こんなところに注目する。

「安倍首相が登場する写真では、『各首脳が揃った』という紹介で、写っているのが8人というケースも話題になっています。『G7だから1人多い』というツッコミで、これは安倍首相に通訳が就いているから。安倍首相の発言を取り上げる記事では、“Abe said through an interpreter”とか“through a translator”という表現を添えた上で、発言の内容が紹介されています。『通訳を通して』という意味ですが、他の首脳にはこうした表現は見られません。つまり、各国代表の中で通訳が必要だったのは安倍首相だけ。前々から『米国に近い国の首相なのに英語ができないのか』と言われています」

 写れば写ったで、いろいろ言われるが、居なかったら居なかったで、とやかく言われるのも辛いところ。マクロン大統領がTwitterにアップした【写真2】に、安倍首相の姿はない。

「これは現地時間8日の夜に行われていたという話し合いの様子です。『トランプ大統領の陰に隠れているのでは?』とか『撮影したのが安倍首相では?』などとコメントされていますが、いずれもそんなわけはなく……。この写真を巡ってはちょっとした謎がありまして、この話し合いの写真はホワイトハウスもTwitterにアップしたとロイター通信は報じているんです。ところがホワイトハウスのTwitterに写真は見当たらない。何かしらの“忖度”でホワイトハウスが消したのか……。いずれにせよ安倍首相が不在の理由は不明です」(前出・関氏)

 同じアメリカ側でも大使館レベルとなると、安倍首相の扱いも変わるのかもしれない。在カナダ米大使館がTwitterにアップした【写真3】では、手前右手に座っているはずの安倍首相がカットされていた。

「これが今回の事実上の“主役”であるトランプやメルケルなら、カットされるなんてことはまずありえないでしょうね」(前出・外信部記者)

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