“一人だけ通訳同行”“トランプの陰に隠れてる” G7「安倍首相」写真を巡る海外の反応
なんだか世界の関心が、米トランプ大統領(71)に注がれて終わった感がある、カナダで開催された日米欧主要7カ国(G7)首脳会議(シャルルボワ・ミット)。そんな中、我らが安倍晋三首相(63)は、海外からどう見られたのか? 公開写真から読み解く「世界のシンゾー・アベ」である。
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今回のG7にまつわる写真で最も関心を集めたのが、独メルケル首相(63)が自身のInstagramで公開した【写真1】だ。メルケル首相と、その手前の仏マクロン大統領(40)が、腕組みするトランプ大統領に迫る構図である。
「“1000の言葉より1枚の写真”つまり百聞は一見にしかずというわけで、今回のサミットの内容が一目で分かる一枚として、多くのメディアがこの写真を取り上げていました。記事のコメント欄やSNSには“近い将来、政治や社会学の教科書に載るに違いない”といった声や、油絵風に加工された画像などが投稿されていましたね。どことなく絵画的な構図で、実際、『デイリー・メール』では、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を読み解くように、各リーダーの“ポーズ”をボディ・ランゲージの専門家が分析したオンライン記事がありました」
とは、カナダ在住のライター・関陽子氏だ。ご覧のとおり、こちらで安倍首相は、トランプと共に腕組みをしている。
「先の記事によると、腕を組んだ上で手を隠す姿勢は“他者の意見を受け入れない”という意思を表しているそう。一方、安倍首相も腕を組んではいますが、トランプ大統領とは違い、“自分を他者から守ろうとする”ポーズなのだとか。他に安倍首相に言及した読者からのコメントとしては“『どうしたらいいの?』という表情に見える”とか“メルケル首相を見ているようでぜんぜん関係ないところを見ている”“何が起きているか分かっていないのでは”など。“落ち着いて周囲を見渡しているように見える”という人もいますね」
もっとも、この写真で最も注目されているのはやはりトランプ大統領。“母に叱られているところ”や“皆は準備したのに、まだ靴を履いていない子ども”など、海の向うでは大喜利合戦の様を呈しているとか。
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