公然わいせつ逮捕の元オリ選手 支えた元グラドル妻の“幸せインスタ”

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インスタ映えからママ目線

 夫の逮捕後、〈皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしました事を深くお詫び申し上げます〉と、ブログでコメントした木口。

 結婚後には、同じブログで初の2ショットを披露し、〈好きとかより、家族愛って言葉があってる私たちです〉とも添えていた。同じ場所で謝罪するなど、夢にも思わなかったろう。

 彼女のこのブログとインスタグラムは、タレントらしく、自撮りやいわゆるインスタ映えする写真で溢れていた。ただそれも、半年前にひと粒種の娘が生まれてからは、すっかりママ目線の成長記録といった風情に変わっている。堤も、妻が載せた愛娘の姿を楽しみにしていたはずだ。

「そういった時期なのに、人目につく出入口の近くでコトに及んだわけですから、“癖(へき)”を疑わざるをえない。余罪については継続して捜査します」

 捜査関係者はこう話すものの、堤が働いていた三菱重工広島関連の物流会社では首をひねるばかり。

「彼の仕事は、輸出関係の書類などを作成するといったデスクワーク中心でした。逮捕当日は、午前中に仕事をして午後から練習。その帰りに事件を起こしたと思われます。職場では礼儀正しくて勤勉で、今回のようなことを起こす兆候はなにも感じられませんでした」

 釈放されて自宅に戻っていた堤本人からは、「すみません……」。これ以外の言葉を聞くことはできなかった。

 逮捕の報に駆けつけた妻は、夫が連行されたあとの駐車場に残されたレクサスの横に立ち、警察から証拠写真を撮られていたという。

 インスタには決して載ることのない、悲しい写真である。

週刊新潮 2018年6月7日号掲載

ワイド特集「悪事千里を行く」より

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