日大理事長「妻」が営むちゃんこ屋 食べログで3・06点

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 東京はJR阿佐ケ谷駅から歩くこと3分、居酒屋が立ち並ぶ路地の一角に、日本大学の“奥ノ院”がある。

 理事長の田中英壽氏(71)の夫人・優子さんが経営する『ちゃんこ料理たなか』だ。古い4階建てビルの1階と2階が店舗だという。

「店は入り口が狭いけど奥行きがあって60平方メートルぐらい。営業は夜だけですが、日大の相撲部員がバイトで働いています。悪質タックル事件が起きてから“貸切”の張り紙が貼られたままになっています」(近隣住民)

 なぜ、この店が“奥ノ院”なのかと言うと、

「日大は年間約2600億円もの予算があり、その権限を握っているのが田中理事長です。田中理事長に食い込むには優子夫人に近づくのが一番とばかりに、ゼネコンの営業マンが夜な夜な通ってくることで知られていました。また、悪質タックル事件が起きてから田中理事長や、日大の幹部がこの店に集まって鳩首会談を開いています」(社会部記者)

 一説には、大学の重要なことは、理事会ではなく、この店で決められているとも。どんな料理を出してくれるのかと言うと、

「味噌としょうゆのちゃんこが売り物で、女将さんが、そこにつくねを落としてくれるんですよ。あとは刺身など魚のメニューが多いですね」(前出の近隣住民)

 ちなみに、グルメサイトの「食べログ」によると、ポイントは3.06(5点満点)で、東京のちゃんこ屋ランキングで95位(6月4日現在)。

「食べログは3点が初期値なので、『たなか』は評価がかなり下の方です」(グルメライター)

 そこで、お店を訪ねると、夫人らしき人が出てきて、黙ったままドアを施錠するのである。低ランキングの理由についても教えてもらえなかった。

週刊新潮 2018年6月14日号掲載

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