せめて先人への敬意は示して… 「ルンバ」「エアウィーブ」がボヤく“後発組”の奇
インチキドラえもんが跋扈する中国に、“ウリジナル”を謳う韓国。こうした国では珍しくない「パクリ問題」だが、パクリという言葉は使わぬまでも、似た問題は日本にもあった。
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サービスや製品の発展には「後発組」が登場し、切磋琢磨することは重要だろう。しかし、勢い余ってか素知らぬフリか元祖への宣戦布告か、はたまたその全部か……後発の方がオリジナルを主張することがままある。
「参考にするのは構わない。ただし、せめて先人への敬意は示してほしいし、自ら“元祖である”と声高に主張するのはやめてほしい。しかも厄介なのは、中国とは違って実に巧妙にマネしてくるんです」
これは、今回取材した某企業担当者の真率なボヤきである。
まずは「ロボット掃除機」を取り上げよう。元祖は2004年に日本で発売されたアイロボット社の「ルンバ」である。
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