菅官房長官の天敵・東京新聞「望月衣塑子」記者が暴露した“官邸取材の内幕”

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1問でお願いします

――金平キャスターに口を挟む余地はない。話題はいよいよ自身の会見の話に。もともと早口の望月記者、東京出身のハズだが、まるで関西のおばちゃんのごとく、速射砲のようなしゃべりで……。

望月:まあ官邸に関しては、私はあれだけしつこくやっていたので、本当に制限されていまして、今年1月から私がパッと手を挙げると、上村(秀紀)報道室長が「今の方、1問でお願いします」。目の前の番記者さんが3つ4つ聞いているのに、「今の方、1問でお願いします」と言われて、1問だけだと事実確認で終わっちゃうんです。これはたまったもんじゃないと、政治部長に何か言ってもらおうかと思ったんですが、政治部も色々プレッシャーかけられているわけで、これ以上迷惑かけちゃいけないなと思って、Twitterで呟いてみたんです。

〈他の記者が3つも4つも質問しているのに、私だけはなぜか1問だけ。しかもこの1問制限の理由については何一つ、報道室から明らかにされていない。なぜなのか?〉

 これが3000人くらいからretweetがブワァーって広まったんです。そうしたら、次の日から(制限は)ピタッと止まって、いまや2問!(場内爆笑)

――質問数が“倍増”したのは単なる偶然か、いや、望月記者の背後にいる“応援団”を恐れたのか。真相は定かではないが、ともあれ「反安倍」の急先鋒として有名になり、講演会にも引っ張りだこ。こんな話を方々で暴露されちゃあ、菅官房長官もきっと頭を抱えているに違いない。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月4日掲載

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