タックル問題でイメージ最悪の日大、それでも来年の志願者数は減らない理由
日大志願者は増える
「一般の受験生にとって大学は年々狭き門になる一方なのですから、イメージを気にしている場合ではないのです。日大志願者も減るどころか、さらに増えるかもしれません。確かに少子化で、ピークの1992年には205万人いた18歳人口は、現在118万人と6割程度まで減っています。その一方、地方大学に学生を回すために東京の私立大学の合格者数は実質的に減り続けているのです。そのため大都市の大学は併願が増え、志願者数も倍率も上昇している状況なのです」(同・安田氏)
大学通信の志願者速報によると、
2017年 2018年
1位:近畿大学 14万6896人 15万6225人
2位:法政大学 11万9206人 12万2499人
3位:明治大学 11万3507人 12万279人
4位:早稲田大学 11万4983人 11万7209人
5位:東洋大学 10万1180人 11万5441人
6位:日本大学 11万2583人 11万5180人
以上が志願者10万人以上の大学だが、いずれも昨年よりも志願者を増やしている。
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