「キンタロー。」「ゆりやん」炎上でも本人はウェルカム? ネット時代の「ものまね」事情
偶然にも同じタイミングで起きた炎上が、昨今の「ものまね」の実情を照らし出した格好である。真似される“ご本人”は気にせずとも、そのファンが目くじらを立て……。
***
速報羽生結弦との「105日離婚」から1年 元妻・末延麻裕子さんが胸中を告白 「大きな心を持って進んでいきたい」
5月11日に炎上したのは、フジテレビ系の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」に出演したキンタロー。である。元AKB48の前田敦子のものまねで世に出た彼女がこのたび挑戦したのは、欅坂46の平手友梨奈。これがファンの怒りを買い“所属事務所にまで抗議が届いている”と本人がブログで明かし、鎮静化をはかった。
これに続いてしまったのが、ゆりやんレトリィバァだ。キンタロー。ほどではなかったものの、22日の日テレ系「ものまねグランプリ 男芸人VS女芸人怒涛のガチバトルSP」で披露した“18年前の浜崎あゆみのものまね”が、あゆファンと思しきアカウントから“不快だった”と評されたのだ。
共通するのは「過剰に真似して、本人をバカにしている」というファンの怒りである。ものまねに対する反応が、“ファンからの抗議”という形で見られるようになったのは、ネット時代になってからだとテレビ局関係者は指摘する。
「ものまねタレントは基本的に『ものまねする人をリスペクトしている』という体で真似をしています。ネットが発達する前は、抗議はあってもご本人からでした。実際、その本人だって、ファンの反応と温度差があるものなんですよ」
[1/3ページ]