知られざる「危険なお菓子」リスト公開 チョコの“くちどけ”の正体、あの“魔法の粉”も…
各社の回答は…
トランス脂肪酸について各社に問い合わせたところ、森永製菓は「含まれている製品もございます」、明治は「(リストにある商品は)含有量0グラムと表示できるもの」、ロッテは「含まれているものもあります」との回答が寄せられた。
コーデックス規格という国際食品規格では、植物油脂が5%以下のもののみチョコレートと表示できるが、
「日本では5%を超えるものもチョコレートと表示できます。特に“くちどけ”などと謳っているものは植物油脂でその柔らかさを調節していることが多く、カカオ豆の成分よりも植物油脂の含有率が高いものが多い」(同)
植物油脂の含有率が高いチョコレートは食べたくない、という方には、商品の原材料表示をしっかり確認していただきたいが、
「現在、添加物を全く摂取せずに生きていくことは難しい。大事なのは、食品を買う際にしっかりと裏の原材料表示を見ることです」
と、安部氏は語る。
「そして、そこにある食品添加物の表記が何行までなら自分自身が許容できるか、目安を作っておくと良い。よく分からない添加物が何行も続いて記載されていたら、その商品は避ける。逆に1行くらいなら目をつむる、というやり方です」
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