「カトパン」見せ場作りで「ブラックペアン」にケチ 学会から抗議

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 連ドラデビューが、福を逃した格好になった。カトパンこと加藤綾子(33)が日曜劇場「ブラックペアン」で、治験コーディネーター(CRC)役を演じている。しかし、お世辞にも演技が上手とは言えず、おまけに、現実離れした役にCRCの団体から抗議される有り様なのだ。

 毎週日曜夜9時から放送される日曜劇場は、TBSの看板ドラマ枠。「ブラックペアン」は4月22日からスタートした。嵐の二宮和也が主役の天才外科医を演じ、カトパンは病院に出入りするCRCという役だ。

 しかし、スポーツ紙の芸能担当記者によれば、

「ドラマとはいえ、カトパンの役があまりにリアリティに欠けています。本来、CRCは、医師の指示に従って被験者に治験の効果や副作用などを説明し、治験参加の同意を得たりするのが仕事です。カトパンのCRCは医師を高級レストランで接待したり、被験者に渡す交通費名目の負担軽減費が本当は1万円にも満たないのに、300万円だったりとあり得ないことばかりなのです」

 その結果、5月7日に、「日本臨床薬理学会」から「あまりに実像からかけ離れている」などと、TBSの武田信二社長と番組宛てに“抗議文”が送られた。

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