「カップヌードル」は2種類あった 米国品には入っていない危険な添加物

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米国品は“フリー”の添加物

 一見するとカップやきそばやカップラーメンに比べてヘルシーそうな、インスタントのそばやうどんも、

「『油揚げめん』を使用しています。例えば、『日清のどん兵衛 特盛天ぷらそば』の脂質の量は37・3グラムにもなります」

 と、先の安部氏。

「これらのインスタント麺のゆで汁を冷蔵庫に入れてみて下さい。すると、表面に白い油が固形化してきます。これは硬化処理を行った植物油脂であると考えられます」

 ポピュラーなインスタント麺である「カップヌードル キング」の食塩相当量は7・6グラム、脂質は20・5グラム。「カップヌードル」は麺にもスープにも、味覚障害を引き起こす可能性があるたん白加水分解物が含まれている。また、「カップヌードル」だけでなく、多くのインスタント麺には、うまみ調味料としてグルタミン酸及びグルタミン酸ナトリウムが使用されている。

「この添加物は日本人の食生活の中に溶け込んでいますが、マウス実験では神経への影響があることが判明しており、アメリカなどではこれを摂取しないようにする風潮が広まっている。そのため、アメリカで出回っている「カップヌードル」にはグルタミン酸ナトリウム(MSG)が入っておらず、“MSGフリー”と表記されています」(同)

週刊新潮 2018年5月24日号掲載

特集「専門家が危険性を告発! 食べてはいけない『国産食品』実名リスト」より

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