「カップヌードル」は2種類あった 米国品には入っていない危険な添加物

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おなじみのカップ焼きそばも

 また、インスタント麺には塩分と同様、油分も大量に含まれている。

「カップ麺の多くは麺を一度揚げてから乾燥させる『油揚げめん』を使用しているため、脂質の量が非常に多くなるのです」(同)

 例えば、「ペヤング ソースやきそば 超大盛」には、脂質が54・3グラムも含まれる。ちなみに先に触れた厚労省の食事摂取基準では、1日の食事の中で脂質によるエネルギー摂取は全体の20%から30%に留めるようにと推奨されている。これはグラムに換算すると、男性で48グラムから88グラム、女性で38グラムから66グラムとなる。「ペヤング ソースやきそば 超大盛」に含まれる54・3グラムという油の量が如何に異様な量であるかが分かるだろう。

 ちなみにこの商品の総カロリーは1081キロカロリーにもなる。その点、製造元の「まるか食品」に聞くと、冗談なのか本気なのか分からないこんな答えが返ってきた。

「この商品は2人で分け合って食べたり、家族みんなで食べたり、様々な食べ方があり得ます」

 カップやきそばを家族みんなで分け合って食べる――何ともわびしい食卓風景ではないか。

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