アッという間に七段になってしまった「藤井聡太君」の“悩み”とは?
サラリーマンなら部長クラスの15歳
●16年9月3日:中学2年(14歳2カ月)で四段昇進(10月1日付)=プロ入りを決め、最年少記録(“ひふみん”こと加藤一二三九段[78]が、1954年8月1日に14歳7カ月で四段昇段)を62年ぶりに更新。
●16年12月24日:公式戦初対局で62歳6カ月年上のひふみんと当たり、プロ棋士の公式戦では最多年齢差対決を制して、ひふみんの持っていた公式戦勝利の最年少記録を更新。以来、連勝を続け――。
●17年6月26日:29連勝! 神谷広志八段(57)が打ち立てた歴代最多連勝記録(28連勝)を30年ぶりに更新。
●17年11月21日:15歳4カ月で通算50勝を果たして史上最年少記録を更新。
●18年2月1日:五段に昇段。中学生での五段昇段は史上初となるも、ひふみんの持つ15歳3カ月(中学卒業後に記録)は更新できず。
●18年2月17日:朝日杯の準決勝で羽生善治竜王(47)を破り、決勝で広瀬章人八段(31)に勝ち、昇段規定により六段に昇進。五段昇進からわずか16日後のことで、もちろん最年少記録。
●18年5月18日:七段昇段!
「一般のサラリーマンに当てはめるなら、九段まである棋士のなかで、六段が課長クラス、七段は部長クラスといったところでしょうか」(師匠の杉本七段)
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