PTAには無駄な労力がいっぱい 何のため? が言えない組織に違和感
卒業してよかったPTA
今や日本全国で、春になれば母親たちのPTA役員決めを巡る悲鳴が聞こえてくる――。著書、『PTA不要論』でそう喝破するのは、ノンフィクション作家の黒川祥子氏だ。
2児の母である黒川氏をして「卒業してよかったと、心から思えるものがある。それが、PTAだ」と言わしめるPTAとは一体どんな組織なのか。「俗悪テレビ番組」を追放する以外に、どんな活動をしているのか。同書から、驚くべきその実態を拾ってみよう(以下、引用は『PTA不要論』より)。...