新潟小2殺害事件 大桃珠生ちゃんの夢を奪った“街の死角”
集団登下校もできない
そんな環境だからか、
「2年ほど前から回覧板で、不審者情報がちょくちょく回ってくるようになった」
と話す別の住人は、あきらめたようにこうも言う。
「2年ほど前まで、高齢者の男性たちが踏切で、旗振りのボランティアをしていましたが、みなさん病気になられたり亡くなられたりで、最近はそんな姿も見られなくなりました」
その昔、外で遊ぶ子どもの声が響き渡っていたというが、いまは児童の数が少なすぎて、いかに不審者が目撃されようと、集団登下校さえままならない状況だった。残念ながらそれは小児性愛者にとって、好都合な環境であった。
[2/2ページ]