不倫で辞任した「薬師寺」トップ “告発メール”もあった40代美貌ホステスとの関係

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告発メール

「村上さんは毎月12日、品川区にある薬師寺東京別院で法話を行なっています。ですから月に最低1回は上京し、その度に会っていました。私が勤めているお店にやってきて1回で7万~8万円は使ってくれました。本人は焼酎の水割りですが、シャンペンを入れてくれる。品川駅前のホテルが村上さんの定宿で、男女の関係もそこで持っていました」

 薬師寺は檀家を持たないから、拝観料や寄附で寺を切り盛りしている。昨年、奈良を訪れた観光客は約1500万人で、奈良公園周辺には年間1000万人超がやってくる。奈良にはむろん薬師寺シカないわけではないが、その5分の1が薬師寺に参拝していると仮定し、拝観料を800円とするなら、約16億円が転がり込む。更に、古びた伽藍復興のため写経の納経料を50年前から受け取っていて、これが年に3億5000万円ほど。これ以外に物販や様々なイベントでの講演料なども加算されよう。

 2人の話に戻ると、その関係にヒビが入り始めるのは、16年夏のことである。

「心当たりのないアドレスから“2人の関係を告発する”という内容のメールが届いたのです。それは村上さん、奥さんにも同様に。これをきっかけに奥さんにも関係がバレてしまったわけです。それでも不倫はズルズル続いたのですが、一方で村上さんは、嫌がらせメールの送信者が私ではないかと疑ってきた。私の気持ちはすっかり冷めました」

 しかし、その後も管主から「会いたい」という誘いのメールは続いたのだった。

週刊新潮 2018年5月24日号掲載

特集「世界遺産の『古刹』に艶聞! 不邪淫を説く『薬師寺』管主が口説いた40代美貌のホステス」より

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