同級生が明かす「小林容疑者」の青春 中学時代から“ロリコンでやべえ”の評

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中学で“陰キャラ”に

 両親と姉、弟の5人で暮らしていた小林容疑者。近所の人によれば、一家のだれもが、

「おとなしくてまじめ」

 だといい、勤務先の社長も小林容疑者の犯行について、

「まったく疑っていなかったのでショックです」

 と語るが、 実は、小林容疑者にはまじめな勤務態度とは真逆の顔があった。

「彼はこれまでに何回か検挙され、1月末には児童ポルノで書類送検されました。新潟のほか山形でも、児童がらみで摘発されていて、つい先月も別の子への青少年健全育成条例違反で書類送検されたばかりです」

 捜査関係者はそう耳打ちする。また、勤務先の社長は気づいていなかったようだが、実は、小林容疑者は社内で危険な動きを重ねており、同社の関係者が言う。

「4年前の社員旅行では、ほかの社員が連れてきた女児にまとわりついて、“子どもが好きなんだな”というくらいで、不審には思われていませんでした。いま考えるとゾッとします」

 さて、小林容疑者が中学に入ってどう変わったか、先の同級生が回想する。

「急に友だちが少ない“陰キャラ”になって、周りにイジられるっていうか、裏では“キモい”とか言われていましたね。で、そのころから近所での遊び方も変わったんですよ」

 どう変わったのか。

「僕たちとは全然遊ばなくなって、代わりに、近所の小さい子たちと遊ぶことが多くなったんです。同時に“あいつ、ロリコンでやべえ”みたいな声も聞こえてきて、僕らはなおさら近づかなくなりました」

 おとなしくてまじめそうな顔の下で、10年ほど前から、小林容疑者のなかで危ないなにかが、大きく膨らんでいったようだ。

週刊新潮 2018年5月24日号掲載

特集「『新潟小2女児殺害』の全貌! 『23歳電気工事士』が刻んだ性的倒錯の履歴」より

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