若い人は一度、「落ちこぼれ」を経験せよ 京大名誉教授からのアドバイス
ゴールデンウイークのあと、7月まで祭日がないことを憂鬱に思うのは自然な感情だろう。その程度ならば問題ないが、もう少し深刻な憂鬱を抱えてしまって、五月病になる人もいる。
4月からの新学期には張り切っていた緊張の糸が、1カ月ほどで切れてしまい、学校に行く足が遠のいてしまう……そんな症状が大学生を襲うのもこの時期だ。
もちろん、五月病なんかにはならないほうがいい。
しかし、一方で、大学生のうちに何らかの「落ちこぼれ」体験をすべきだ、と語るのは、永田和宏・京都大学名誉教授だ。...