日本経済新聞は「#MeeToo」に鈍感、財務省へ忖度しすぎの指摘
日本経済新聞社といえば、横山光輝の「三国志」を用いた“日経電子のバァーン!”の大宣伝が目立つから、このところは紙よりもネットに注力しているように見える。だからといって、紙への力を抜いているわけではないはずだ。だって天下の日経だもの。
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その名の通り経済紙であるから、株価や経済、産業などに焦点を当てた記事が多い日経新聞。1面には、一般紙なら載せないだろうという記事が掲載されることも多いのが、その魅力のひとつである。
それなのに、日本経済の根幹であり、天下の日経いうところの“最強官庁”たる財務省の事務方トップが、およそ20年ぶりに途中辞任した事実を1面で報じないというのは、いったいどうしたことだろう。...