お笑い芸人「ナイツ塙」がドラマ「捜査一課長」に刑事役で出演、大根ぶりが話題に

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くっきー、フジモン、そしてナイツ塙

 現在放送中の連ドラでは、「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系)で「野性爆弾」のくっきー(42)がコワモテだけど親切なフロントマンを演じているし、「あなたには帰る家がある」(TBS系)では『FUJIWARA』の“フジモン”こと藤本敏史(47)が部下のノルマや自分の体裁ばかりを気にするクセのあるサラリーマンを演じている。また先に名前の挙がった塚地武雅はNHK大河『西郷どん』で堂に入った演技を披露している。

「古くは植木等さん(1926〜2007:享年80)、いかりや長介さん(1931〜2004:享年72)、藤田まことさん(1933〜2010:享年76)らもお笑い出身で、晩年には渋い演技が評判となりました。現役でも泉ピン子さん(70)や竹中直人さん(62)、でんでんさん(68)など、もはやお笑い芸人だったことが忘れられているほどの大物役者になっていますね。ただ不思議なのは、お笑いコンビやトリオでも、上手いと言われるのは1人だけ。お笑い芸人すべてが、演技も上手いというわけではないんですね」(同・民放プロデューサー)

 今期のドラマでそれを証明しているのが、「警視庁・捜査一課長season3」(テレ朝)に出演中の「ナイツ」塙宣之(40)だ。叩き上げの捜査一課長を演じる内藤剛志(62)の乗る公用車の運転手を務める刑事役なのだが、台詞は棒読み、演技も堅い。芸人としてアドリブを効かせるなんて余裕もない。劇中の渾名は「ブランク」なのだが、「おいスランプ!」などと他の役者に笑いを奪われる有様だ。

 その塙の迷演技が、芸達者な安達祐実(36)や金田明夫(63)に挟まれて繰り出されるものだから目立つこと、目立つこと。

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