元の木阿弥になりそうな「南北融和」ムード 踊らされてはいけない“現実”
南北首脳会談後、高まりつつある融和ムードだが、果たして現実はどうか。
「なんとなく漂う融和ムードというんでしょうか。そんな感じは大いに結構です。しかし朝鮮労働党の機関紙である労働新聞は5月6日付で、経済制裁を継続している日本を、“1億年たっても、われわれの神聖な地に足を踏み入れることはできない”と批判しています。加えて、板門店宣言でいくら完全な非核化を掲げようとも、日本には1100基以上ものミサイルが向けられたまま。この現実に目を向けなければいけないと思うんですよね」...